根本改善なら「西村神経整体院 北九州小倉院」

本日は変形性股関節症と変形性膝関節症でお悩みだった患者さんの症例についてお話しします。

今回ご紹介するのは左股関節に変形性股関節症、右膝に変形性膝関節症があり、日常生活にもかなり支障が出ていた患者さんです。

 

『初回』

初めてお越しいただいたときは夜中に痛みで目が覚めることもあり、床から立ち上がる動作や階段の上り下りもかなりつらい状態でした。歩くのも5分ほどで痛みが出てしまい、自転車に乗ることさえ負担になっていたそうです。

当院に来られる前には3ヶ月ほどリハビリを続けられていましたが、なかなか変化を感じられずご相談いただきました。

実際にお身体を検査してみると股関節や膝の動きも気になりましたが、それ以上に印象に残ったのが脚に触れたときの反応でした。

軽く触れただけでも自然と力が入ってしまい、骨盤から下は全体的に硬くなっていました。長く痛みが続いていたこともあり無意識に脚をかばうような状態が続いていたのかもしれません。

さらに神経の反応を確認していくと背骨や骨盤、左足首にも気になる反応がみられました。

その中でも特に気になったのが足首です。内側に入り込むような使い方になっており、歩くときに足元でうまく支えられていない可能性があると考えました。

股関節と膝には変形がありましたが、まずはこの足首の状態と脚全体に出ている強い防御反応から確認していく必要があると感じました。
ですので初回は無理に股関節を動かすことはせず、神経の反応を確認しながら両脚に入っている余計な力が抜けやすくなるよう施術を行いました。

その後はお身体の状態を確認しながら、1週間から10日に1回ほどの間隔でお越しいただきました。

 

『2回目』

2回目にお越しいただいた際には初回より関節の可動域が広がっていました。それでも歩行時のつらさはまだ残っていたため、この日は足首と骨盤を中心に調整しました。

その後もお身体の状態を確認しながら施術を進めていくと、4回目には以前より痛みが軽減していました。

ただ来院前日に約1万歩歩かれていたこともあり、当日は少しきつさが戻っていました。それでも初回は5分ほど歩くことさえつらかったことを考えると、少しずつ変化が出てきていると感じました。

このときは背骨の動きを出しながら、足首から股関節までがうまく連動するようにアプローチしました。

施術を重ねるにつれて初回に強く出ていた防御反応も落ち着いてきて、

『5回目』

5回目には股関節の痛みが半分程度まで軽減していました。

この頃からは股関節の可動域を広げることも意識し、無理のない範囲で動かせる部分を増やしていきました。

その後も変化がみられ、

 

『7回目』
7回目には股関節の痛みが初回の3割程度に。右膝の痛みも気にならなくなり、歩行や自転車もかなり楽になっていたそうです。

ただ床から立ち上がる動作にはまだ違和感が残っていました。

長い間痛みが続いていた股関節なので、痛みが減ったからといって急に大きく動かすのではなく実際にどこまで使えているのかを確認しながら進めるようにしました。

 

『8回目』

8回目頃にはそれまで気になっていた床からの立ち上がりも問題なくできるようになり、日常生活で困ることがかなり減っていました。

股関節の動きも以前とは違い、かなりスムーズになっていました。脚を開く動作でも痛みは出なくなっていましたが、股関節に体重がかかりすぎるとまだきつさが出ることがありました。

そこでこの段階では両足首の調整を続けながら、股関節を前に曲げる動きだけでなく後ろに伸ばす動きもしっかり使えるようにしていきました。

歩行では脚を前に出す動きに意識が向きやすいですが、後ろに伸ばす動きも大切です。股関節だけで頑張るのではなく足首や骨盤と協力して動けるようになることで、一部分に負担が集中しにくい状態を目指しました。

 

『11回目』

そして11回目の来院時には股関節に負担をかける一因と考えていた足首や骨盤、背骨の動きも以前よりスムーズになっていました。

この時点では股関節も膝もほとんど痛みを感じておらず、股関節の可動域も自然に使えるようになってきていました。

初回は歩くことや立ち上がることさえつらかった状態だったので、日常生活での負担がここまで減ってきたことは私自身もうれしく感じています。

現在は今後も膝や股関節に負担が集中しないよう、全身の連動性を高めることを中心に施術を進めています。

今回の患者さんをみていて改めて感じたのは、股関節や膝に変形があっても実際にどのように脚を使っているのかを確認することの大切さです。

もちろん変形した骨やすり減った軟骨そのものが施術によって元に戻るわけではありません。

ただ長く痛みが続いている方の中には神経の防御反応が強くなっていたり、無意識にかばう動きが身についていたりする方もいらっしゃいます。

今回も股関節だけを見るのではなく足首や骨盤、背骨の状態を確認し、そのときのお身体に必要だと考えた施術を重ねてきました。

変形があるから仕方ないと考えるのではなく、今のお身体がどのような状態でどこに負担がかかっているのかを丁寧に確認することが大切だと思っています。

今回の経過はあくまで一例であり改善の程度や期間には個人差がありますが、これからも患者さんが日常生活を少しでも楽に過ごせるよう一人ひとりのお身体と向き合っていきたいと思います。

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